デベロッパーにとって物件プロモーションサイトはどこに依頼すべきか?
現在の発注形態は各社各様です。
広告代理店はもちろん、小回りの利くWeb制作会社、企業サイトを受け持つWeb会社等々、様々なカタチで発注がなされています。
そのどれもが一長一短ありますが、最終的に私は「トータルに管理できるところが受注する」というのが最も正しい道だと思っています。
なぜなら、Web制作とアクセスアップ策は表裏一体で完結するからです。そして、この二つを発注者にコントロールさせるのは、あまりにも労力がかかり過ぎます。
そもそも物件広告の発注者は、広告だけチェックしているわけではありません。他にやるべきことは山ほどあります。にも関わらず、サイトの校正やネット広告を別々に手配するのは並大抵ではありません。次々に現れるネット広告を理解するだけでも大変です。
となると、Web業界に通じたマーケティング会社が良さそうですが、そうとも言い切れません。Web全般に詳しくても、不動産そのものへの理解が少ないからです。
では、不動産業界に精通した広告代理店はどうでしょう。このセンは十分考えられます。マーケティングを理解していて、クリエイティブとの連携が図りやすく、さらに販売状況をタイムリーに把握しています。ただ問題は、Web全般を仕切るには多大な労力を要するということ。そこで、広告代理店の営業と一緒に動けるWebディレクターがいれば、この問題はクリアできます。
物件サイトの目的は、あくまでもプロモーションです。やはり、プロモーション全体を仕切る広告代理店とうまく連動できるWebディレクター(または会社)を確保することが、今、最も求められているのではないでしょうか。
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