長年、マーケティング理論の消費行動モデルとして君臨してきたAIDMAの法則〔Attension(注意を喚起し)→Interest(興味が生まれ)→Desire(欲しいと思い)→Memory(記憶して)→Action(購入する)〕が、インターネットの普及によって、AISASまたはAISCEASといわれるようになりました。
AISASとはAttension→Interest→Search(検索)→Action→Share(共有)、
AISCESはAttension→Interest→Search(検索)→Comparison(比較)→Exsamination(検討)→Action→Share(共有)
Shareはイメージしにくいかもしれませんが、購入者同士によるコミュニティサイトのやりとりや購入後の感想を記したブログなども含まれます。
不動産を購入する場合、モデルルームに行くと半日は潰れてしまいます。そのため、行動を起こす前にインターネットで検索、比較、検討することは理にかなっているといえるでしょう。
WEBマーケティングでは、必要と思われる情報を掲出するだけでなく、いかに自社サイトを検索されやすくするか、いかに競合の中で優位性を強調できるかが非常に重要なポイントになります。特に、競争相手は十分意識しなければなりません。なぜなら、インターネットというメディアにおいては、ほんの一瞬にして同一モニターで比較できるわけですから。
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